健康診断実施後の流れ
健康診断は「ただ労働者に受けてもらえばいい」というものではありません。診断結果の通知はもちろん、結果をもとに医師や労働者に行うべきことがあります。こちらでは、その詳細内容をご案内いたします。
DETAILS 健康診断実施後に行うべきこと
●健康診断の結果の通知
労働者が自主的に健康管理に励めるよう、健康診断の結果を通知します。
●健康診断の結果について医師等からの意見聴取
異常の所見があると診断された労働者については、その者の健康を保持するため必要な措置(※)について、3ヶ月以内に医師または歯科医師の意見を聞く必要があります。
※就業区分の判定…通常勤務、就業制限、要休業
●措置の実施
医師等の意見をもとに、その労働者の実情を考慮しながら、下記の措置を講じる義務があります。
・就業場所の変更、作業の転換、労働時間の短縮、深夜業の回数の減少、昼間勤務への転換
●保健指導
労働者へ、医師または保健師による保健指導を行うよう努める必要があります。